以前、紹介した(有)川村水産の いかの黒作り の商品の箱の中の説明書に、
イカスミには抗ガン効果があることが確認されたという新聞記事が載っていました。
新聞社の名前はわかりませんが、中央紙だそうです。
1990年(平成2年)8月29日(水曜日)の記事で、
見出しが「イカのスミから抗ガン物質!マウス実験8割が完全治癒」です。
内容を以下に簡単に紹介します。
「青森県産業技術センターが、いかすみから全く新しい形の糖質『ムコ多糖』の抽出に成功。
ムコ多糖は、二種類の糖が直線上に交互に連鎖した分子構造だが、
イカのスミのムコ多糖はたんぱく質と糖が複雑に結びついた分子構造をしているのが特徴。
同センターの動物実験依頼を受けた弘前大細菌学教室の佐々木甚一講師は、
ガン細胞をマウス20匹に移植、うち10匹にこのムコ多糖を投与、残りには投与しないで推移を見た。
その結果、投与しなかったマウス10匹はすべてガン化して死んだが、
投与したマウスのうち8匹は移植したガン細胞が完全に治癒、残りの2匹もガン化が抑制された。
佐々木講師は『抗ガン効果は間違いない。人間に応用するにはまだ時間がかかるだろうが、
海産物の抗ガン物質が少ない中で、非常に先見性にとんだ実験結果が得られた』と話している。
同センターでは、ムコ多糖抽出の効率化をはかり、詳しい分子構造の解明も急ぐ。」
いかすみに抗がん効果があるというのは、いろいろな書籍に書かれていましたが、
動物実験で確かめられた上でのデータだとは知りませんでした。
この記事はもう17年も前のものですが、その後、研究は進んでいるのでしょうか?
ぜひ、青森県産業技術センターに問い合わせてみたいですね。
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